好きなお茶とカップがあれば、家でのお茶時間は小さく始められます。 急須がなければティーバッグで一杯。茶葉を使いたいなら、深い茶こしや手持ちの急須を使ってみましょう。

いちは、いつものマグカップを作業台の真ん中に置きました。

いちお茶初心者

まずはこのカップで一杯。何をどれくらい入れたらいいかな?

このページでは、道具を選ぶ→一杯淹れる→好みを広げるの順に案内します。分量だけ知りたい人は、最初の一杯の目安へ進めます。

家でお茶を始める最低限の道具

温かい一杯に用意するものは、この3つです。

  • 飲みたいお茶:一杯用ティーバッグ、または茶葉
  • 熱い湯に対応したカップ:湯のみでもマグでもOK
  • 湯を沸かす道具:手持ちのやかん、ポット、電気ケトルなど

茶葉を使う場合は、茶葉をこす道具も一つ用意します。

家にあるもの始め方
カップだけ一杯用ティーバッグで淹れる
カップと深い茶こし茶こしの中で茶葉を湯に浸し、時間が来たら取り出す
急須とカップ急須で淹れ、カップへ注ぐ

茶こしは、茶葉全体が湯に浸かる深さがあると扱いやすくなります。浅い茶こししかない場合は急須なしで淹れる方法へ。買い足す道具に迷うときは初心者の道具チェックリストが使えます。

初心者のお茶選び|煎茶・ほうじ茶・玄米茶から好きな香りへ

好きな味・香り最初の候補
緑茶らしい香り、ほどよい渋み煎茶
焙煎した香ばしい香りほうじ茶
炒った米の香り玄米茶

手軽さで選ぶならティーバッグ、量や淹れ方を調整して楽しむなら茶葉が候補です。同じ茶種でも商品ごとに味が違うので、気になるものを少量から試してみてください。

当サイトでは、初回はティーバッグ10〜20袋、茶葉20〜50gほどから試す方法を提案しています。たとえば茶葉50gを一回4g使うなら、新しい茶葉で約12回淹れられます。同じ茶葉で二煎目も飲めば、楽しめる杯数は増えます。

購入するときは、お茶の形、内容量、賞味期限、保存方法を見て選びましょう。初めてのお茶の買い方では、味・量・買う場所をもう少し詳しく紹介しています。

初心者向けお茶の淹れ方|量・湯温・時間の目安

迷ったときに使える参考例です。袋に淹れ方が書かれていれば、その案内を優先してください。 一つ選んで、まず一杯淹れてみましょう。

緑茶ティーバッグで手軽に一杯

  • ティーバッグ:1袋(一杯用)
  • 湯量:150mL
  • 湯温:80℃
  • 待ち時間:30秒

伊藤園の緑茶ティーバッグの案内にある例です。カップに袋を入れて湯を注ぎ、30秒待って、同案内では5〜6回上下に動かして静かに引き上げます。袋は強く絞らず取り出しましょう。

大きなマグでも、初回は湯150mLから。カップいっぱいに湯を入れると、思ったより薄くなることがあります。

煎茶の茶葉で、マグ一杯ほど

  • 茶葉:4g(ティースプーン約2杯)
  • 湯量:200mL
  • 湯温:80℃
  • 待ち時間:30秒

伊藤園「お茶百科」の上級煎茶の例を出発点にしています。小さな湯のみ約2杯分にも使える量です。茶葉が湯を吸うので、できあがりは200mLより少なくなります。スプーンの重さは葉や盛り方で変わるため、はかりがあれば一度4gを量ると覚えやすくなります。

ほうじ茶の茶葉で、香ばしい一杯

  • 茶葉:4g(ティースプーン山盛り約4杯)
  • 湯量:200mL
  • 湯温:95℃
  • 待ち時間:30秒

伊藤園「お茶百科」のほうじ茶の例です。同じ4gでも、ほうじ茶は葉や茎がかさばるので、煎茶よりスプーンの杯数が多くなります。こちらも茶葉が湯を吸う分だけ仕上がり量は減ります。

茶葉で淹れるときの3手順

  1. 茶葉を入れる。 急須か、耐熱カップにセットした深い茶こしを使います。
  2. 湯を注いで待つ。 上の温度・時間を目安に、タイマーを使ってみましょう。
  3. 茶葉とお茶を分ける。 急須なら注ぎ切り、深い茶こしなら取り出します。茶葉を浸したままにしないのがコツです。

温度計がない場合、煎茶は沸かした湯を耐熱の湯のみなどへ移して冷ましてから使えます。ただし、器や湯量で冷め方は変わり、移すだけで必ず80℃になるわけではありません。冷まし方は湯冷ましのやり方へ。ほうじ茶は高温で香りを出すので、煎茶ほど冷まさずに淹れます。

最初の一杯を、好きな濃さに近づける

飲んでみて「もう少しこうしたい」があれば、次の一杯で一つだけ変えてみます。

感じたこと次に試すこと
煎茶が苦い・渋い湯温を80℃から70℃に下げてみる
味が薄いまず湯を入れすぎていないか確認。200mLの目安に300mL入れたなら、次は200mLへ
今の味が好き同じ量と淹れ方でもう一杯楽しむ

これは調整の一例です。うまくいかないときは家のお茶がまずいと感じる原因で、苦さ・薄さ・においから対処を探せます。

感想は「香ばしい」「少し渋い」「後味が軽い」など一言で十分。覚えておきたければメモしてもよいですが、毎回記録する必要はありません。

さんお茶案内人

好きな味が見つかったら、それをいつもの一杯にしてみましょう。気になることが出てきたら、少しずつ変えていけますよ

家でのお茶時間を、少しずつ楽しむ

最初の一杯の次は、気になるところへ進んでください。

やってみたいこと次のガイド
おやつと合わせたいお茶とお菓子の合わせ方
好きな味を言葉にしたいお茶の味・香りの表現
二つのお茶の違いを知りたいお茶の飲み比べ
好みから茶葉を選びたいお茶の品種・産地から選ぶお茶
道具を使いやすくしたい急須の選び方・湯のみの選び方

気に入った形で続ける茶葉を探すなら、緑茶ティーバッグ3商品の比較や煎茶3商品の比較で候補を見られます。予算を決めたい人にはお茶を始める費用の目安も用意しています。

茶葉の保存と、熱い湯の扱い

飲み終えたら、茶葉の袋を閉じて片づけましょう。光や空気を通しにくい袋を密閉し、冷暗所へ置くのが基本です。商品の保存方法があればそちらに従います。茶筒をすぐ買う必要はなく、茶葉の保存方法で今の袋に合う方法を選べます。

湯は安定した場所で扱い、カップや急須は熱湯に対応したものを使います。ケトルのコードや本体に子ども・ペットが触れない配置にし、取扱説明書に沿って使ってください。NITEの電気ケトル事故の案内も参考になります。

いちお茶初心者

今日はいつものカップで一杯。好きな香りが分かったら、次のお茶を選ぶのも楽しそう

まずは、今日飲みたいお茶を一杯。その先に、味や香り、茶葉や器を選ぶ楽しみが続いています。

よくある質問

家でお茶を始めるのに最低限必要なものは?

お茶、熱い湯に対応したカップ、湯を沸かす道具です。ティーバッグなら急須は不要。茶葉で淹れる場合は、深い茶こしや急須など、茶葉とお茶を分ける道具を一つ足します。

初心者がティーバッグから始めてもいいですか?

はい。茶葉を量る手間が少なく、飲んだ後も片づけやすい方法です。緑茶ティーバッグなら1袋・湯150mL・80℃・30秒が伊藤園の参考例です。商品に淹れ方があればそちらを使います。

最初のお茶は何を選ぶとよいですか?

緑茶らしい香りや渋みを楽しむなら煎茶、焙煎した香りならほうじ茶、炒った米の香りなら玄米茶が候補です。初回の購入量は、ティーバッグ10〜20袋や茶葉20〜50gなど少量から試す方法を提案しています。

茶葉で淹れる場合の量・温度・時間は?

最初の参考例は、煎茶なら茶葉4g・湯200mL・80℃・30秒、ほうじ茶なら茶葉4g・湯200mL・95℃・30秒です。伊藤園の案内をもとにし、煎茶は上級煎茶の例です。商品指定があれば優先し、仕上がり量は茶葉が吸う分だけ少なくなります。

温度計や茶筒も最初から必要ですか?

なくても始められます。煎茶は沸かした湯を耐熱の湯のみなどへ移して冷まし、茶葉は光や空気を通しにくい袋を密閉して冷暗所へ。温度をそろえたくなったら温度計、保存や出し入れを便利にしたくなったら茶筒を検討できます。